第12回レファ協フォーラムの感想
第12回レファ協フォーラムも盛況のうちに終わったようですね。よかったよかった(?)。
https://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_12.html
http://togetter.com/li/939902
参加できなかったわけですが、当日のつぶやきをみて感想など。
レファ協の参加館マップ。私的な印象を言えば、日本中に散らばっているのは嬉しいが、一方で都市部に集中し過ぎている印象。町村立図書館、短大図書館などが増えていったらええなあ! #crdf2016
— 井上昌彦@空手家図書館員 (@karatelibrarian) 2016, 2月 18
そうなんですよね。町村立図書館にはぜひとも参加していただきたきたい。
というのも、以前、蟹で有名な町の図書館を訪問したとき、職員さんによく聞かれるレファレンスは何かと尋ねたのですが、海と祭りに関することが多いとのこと(実際、訪問時に海図に関するレファレンスを受けておられました)。
つまりは、生業(海)と祭事という生活に密着したことを聞かれるということですよね。
そういうレファレンス事例が登録されると日本各地の地域の特色がみられて面白いし、積み重ねると民俗学的にも社会学的にも面白いのではないかと思います。
つまりは、
レファ協のデータの積み重ねは、後世に世相等を調べる材料になるだろう、という齊藤先生のご指摘。 #crdf2016
— 井上昌彦@空手家図書館員 (@karatelibrarian) 2016, 2月 18
ということで、今後残念ながら多くの地域が消滅していくことが予想される中で、蓄積されたデータは、貴重な記録になる可能性を秘めているのではないかと感じます。