事例報告3 神戸市立中央図書館 「『貴重書デジタルアーカイブズ』の作成と活用について」
3例目は、神戸市立中央図書館で実施した小・中学校や生涯学習向けのCD-ROM版デジタル教材の作成(内容:明治から大正にかけての神戸の変遷)と図書館貴重資料デジタルアーカイブズについての報告でした。
報告内容の基本的な部分は、
- 「CD-ROM版デジタル教材の作成および図書館貴重資料デジタルアーカイブズについて」『書燈 : 神戸市立図書館報』290号(2007年7月)(NDL-OPAC)
- 「相談係業務の現状と課題 4 貴重資料の活用と展望」」『書燈 : 神戸市立図書館報』292号(2010年3月)(NDL-OPAC)
- 貴重資料デジタルアーカイブズのご案内(神戸市立図書館HP)
を読んでいただければよいのかなと思います。
発表の後、CD-ROM版とスタンドアローン版のデータを見せていただいたのですが、CD-ROM版では、地図・言葉・年表から簡便に調べられるようになっており、また、くずし字には翻刻の透かしが入るように工夫されていました*1。
また、本事業に当たっては、マイクロ化した資料もあるが、基本的にデジタル化のみとのことでありました。
*1:一部資料のみだそうです。