ヤングアダルトサービスの低迷と「市民の図書館」の関連

さて、講義を聴いていて、う〜んと思ったのは、「市民の図書館では、貸出・児童サービス・全域サービスが重視されたため、YAがサービス対象として取り残されたと考えられ、そのことと、中高生の読書率が下がることとの関連性もあるだろう。図書館として何ができるか、何をしないといけないかを考える必要がある」、との指摘。

確かに、今の仕事をしていると、市町村立図書館は、児童サービスを重視しているなと感じるし、それはそれで大事なサービスなんだけども、ちょっとそれだけに偏りすぎているよなぁ、と思わなくもなく、最近、来年度の研修を計画するのに、この5年ぐらいの研修テーマ*1の研修を調べてたのですが、7割方児童サービスに関する研修だったりもして、いろいろと考えさせられた一日でございました。

*1:うちの図書館主催の研修と図書館協会主催の研修両者